【アメリカで人気】クラフィンとは？特徴や作り方、おいしい食べ方などを解説

近年、世界中で注目を集めているハイブリッドスイーツ「クラフィン」。

クロワッサンとマフィンを組み合わせた新感覚のスイーツで、サンフランシスコを中心に大きな人気を博しています。

外はサクサク、中はしっとりとした食感で、中にクリームが入った贅沢な一品です。

この記事では、クラフィンの特徴や作り方、おいしい食べ方までを詳しく解説していきます。

クラフィンとは

クラフィンは、従来のスイーツとは違う新感覚スイーツとして注目を集めています。

クロワッサンの生地を使いながらもマフィン型で焼き上げることで、新しい食感と味わいを実現しました。

ここでは、クラフィンの誕生からその特徴まで、詳しく解説していきます。

オーストラリア発のハイブリッドスイーツ

クラフィンは、オーストラリアで生まれた新しいスイーツです。

伝統的なクロワッサンの製法を活かしながら、マフィンの形状を取り入れることで、これまでにない食感と味わいを実現しました。

その後、アメリカのベーカリーシェフたちがアレンジを加え、現在の形に進化していきました。

アメリカでブームに

2014年11月、サンフランシスコの「ミスター・ホームズ・ベイクハウス」がクラフィンを提供し始めたことで、アメリカでの人気が急上昇しました。

フランスで修業したペストリーシェフが考案したレシピは、連日行列ができるほどの人気を博し、ソーシャルメディアを通じて瞬く間に全米に広がっていきました。

特徴

クラフィンの最大の特徴は、外はサクサクで中はしっとりという独特な食感です。

クロワッサン生地を幾重にも重ねて作られるため、層が美しく、見た目にも華やかさがあります。

中にはキャラメルクリームやストロベリーミルクシェイクなど、様々なフレーバーのクリームが入っており、毎日異なる味を楽しめます。

クロッフルとの違い

クロッフルもクロワッサン生地を使用したハイブリッドスイーツですが、クラフィンとは製法が異なります。

クロッフルはクロワッサン生地をワッフルメーカーで焼き上げるのに対し、クラフィンはマフィン型で焼き上げます。

そのため、クラフィンの方が層が繊細で、より複雑な食感を楽しめます。

クロナッツとの違い

クロナッツはクロワッサン生地をドーナツ型に成形して揚げるのに対し、クラフィンは焼き菓子です。

クロナッツは2013年にニューヨークで誕生し、第一次ハイブリッドスイーツブームを引き起こしました。

一方、クラフィンは第二次ブームの代表格として、より健康的なイメージで受け入れられています。

クロワッサンたい焼きとの違い

クロワッサンたい焼きは日本発祥のハイブリッドスイーツで、クロワッサン生地でたい焼きを作るのが特徴です。

クラフィンとは異なり、和スイーツとの融合を図った商品です。

クラフィンが洋菓子としての完成度を追求しているのに対し、クロワッサンたい焼きは和洋折衷の新しい味わいを提案しています。

クラフィンの作り方とは

本場のクラフィンは、職人技が光る本格的なスイーツです。

家庭でも基本的な手順を押さえれば、おいしく作れます。

ここでは、基本の作り方をご紹介していきます。

材料

【４個分】

• 強力粉 150g
• 中力粉 150g
• ドライイースト 6g
• 塩 11g
• ぬるま湯 160g
• 無塩バター 215g

手順

• ぬるま湯でドライイーストを溶かす
• 粉類と塩を加えて生地をこねる
• 40〜45分ほど休ませる
• 生地を4等分する
• パスタマシンで生地を薄く伸ばす
• 層を作りながら巻き上げる
• マフィン型に入れて発酵させる
• 200度のオーブンで25分ほど焼き上げる

クラフィンのおいしい食べ方とは

基本の味を楽しむだけでなく、様々なアレンジやドリンクとの組み合わせで、新しい味わいを発見できます。

クラフィンをさらに楽しむための方法を紹介します。

アレンジする

クラフィンは様々なアレンジが可能なスイーツです。

上からチョコレートをかけたり、抹茶パウダーをふりかけたり、季節のフルーツを添えたりすることで、オリジナリティあふれる一品に仕上がります。

中に入れるクリームも、カスタードやチョコレート、抹茶など好みのフレーバーにアレンジできます。

エスプレッソドリンクと合わせる

クラフィンは、コーヒーや紅茶との相性が抜群です。

特にエスプレッソやカフェラテなどのコーヒードリンクと組み合わせることで、より一層おいしさが引き立ちます。

サクサクとした食感とクリーミーな中身が、苦みのあるコーヒーと絶妙なバランスを生み出します。

クラフィンが食べられるお店とは

世界的に人気のクラフィンですが、実際に本格的なクラフィンが食べられるお店があります。

日本にあるおすすめのお店を見ていきましょう。

No.4(麹町)

天王洲のブルワリーレストラン「T.Y.HARBOR」で知られるタイソンズアンドカンパニーが手掛ける新しいスタイルのベーカリーです。

黒を基調としたおしゃれなコンテナハウスで、モカガナッシュ、ピスタチオ、オレンジなどのクラフィンを提供しています。

約40gのクリームがたっぷり詰まった贅沢な一品で、朝9時頃に焼き上がる焼きたては特に人気です。