【チョコマイスター監修】ベルギーのチョコレートブランドおすすめ10選！

チョコレート大国として知られるベルギーには、世界的に有名な高級チョコレートブランドが数多く存在します。

特に王室御用達として認められたブランドは、品質の高さと伝統が評価されています。

この記事では、ベルギーを代表するチョコレートブランドの特徴や魅力、おすすめ商品をご紹介します。

ベルギーチョコレートとは

まずは、ベルギーチョコレートの歴史と特徴について詳しく解説します。

ベルギーはチョコレート大国

ベルギーは人口1,100万人ほどの小国ながら、チョコレートの生産量と消費量で世界有数を誇ります。

高品質なカカオ豆を使用し、伝統的な製法で作られるベルギーチョコレートは、世界中のチョコレート愛好家から高い評価を受けています。

職人の技術と伝統が受け継がれ、芸術品のような美しさと味わいを追求しているのが特徴です。

ベルギーの王室御用達のチョコもある

ベルギー王室御用達の称号は、才能とプロフェッショナリズムが国王によって正式に認められた証です。

現在8つのチョコレートブランドが王室御用達として選ばれており、それぞれが王家の紋章を掲げられます。

5年ごとに見直し審査が行われ、品質の維持が求められる厳格な制度です。

ベルギーチョコレートの特徴

王室御用達ブランドを中心に、ベルギーチョコレートならではの特徴や魅力について詳しく説明します。

プラリネが有名

ベルギーチョコレートの代名詞とも言えるのが「プラリネ」です。

ベルギーではプラリネといえば、中に具材が入ったボンボンショコラのことを指します。

外側のチョコレートと中の具材が絶妙なバランスで調和し、2つの異なる食感と味わいを楽しめるのが特徴です。

繊細な技術を要する製法は、ベルギーのショコラティエの誇りとなっています。

ボンボンショコラの種類が豊富

ベルギーのボンボンショコラは、その種類の豊富さでも知られています。

ガナッシュやキャラメル、フルーツ、ナッツなど、様々な素材を組み合わせた個性豊かな味わいが楽しめます。

見た目も美しく、宝石のような輝きを放つチョコレートは、ギフトとしても人気です。

王室にも愛される！ベルギーチョコレートのおすすめブランド10選

では、ベルギーを代表するチョコレートブランド10選をご紹介します。

チョコ選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

Pierre Marcoloni(ピエールマルコリーニ)

1995年に創業した比較的新しいブランドながら、2015年にベルギー王室御用達の認定を受けています。

カカオ豆の選定から製造までを一貫して行うBean to Barの製法を採用し、2020年には世界最優秀パティシエ賞を受賞しました。

チョコレートの芸術家として知られ、見た目の美しさと味わいの両方で高い評価を得ています。

おすすめ商品

マカロンショコラは、ピエールマルコリーニを代表する商品です。

マカロンとチョコレートを組み合わせた独創的なスイーツで、見た目の美しさと口溶けの良さが特徴です。

フランボワーズやピスタチオなど、様々なフレーバーが展開されています。

GODIVA(ゴディバ)

1926年にブリュッセルで創業し、1968年からベルギー王室御用達として認定されています。

チョコレートの香り高さと滑らかな口溶けが特徴で、世界中で愛されるブランドです。

おすすめ商品

ゴールドコレクションは、ゴディバを代表する商品です。

厳選されたカカオを使用し、伝統的な製法で作られるプラリネやガナッシュなど、様々な味わいを楽しめます。

Leonidas(レオニダス)

1913年にギリシャ人菓子職人のレオニダス・ケスキテキディス氏によって創業されました。

2013年に王室御用達の認定を受け、ベルギーで最も親しまれているチョコレートブランドの一つです。

手頃な価格で高品質なチョコレートを提供することで知られ、多くのベルギー人に愛されています。

おすすめ商品

マノンホワイトは、レオニダスの看板商品です。

バタークリームとコーヒークリームを組み合わせた独自のレシピで、口溶けの良さとクリーミーな味わいが特徴です。

Galler(ガレー)

1976年に創業した比較的新しいブランドですが、1994年にはベルギー王室御用達の認定を受けています。

カラフルな個包装が特徴で、タブレット型のチョコレートでも人気があります。

スパイスやフルーツなど、革新的なフレーバーの開発にも力を入れています。

おすすめ商品

カラフルなミニバーチョコレートは、ガレーを代表する商品の一つです。

24種類のフレーバーがあり、それぞれ色でテイストを表現しています。

オレンジピールなど、フルーツの風味が印象的な味わいが特徴です。

NEUHAUS(ノイハウス)

1857年に創業したベルギー最古のショコラトリーで、プラリネチョコの発祥としても知られています。

もともと薬局として始まり、薬を飲みやすくするためにチョコレートでコーティングしたことが、現在のプラリネチョコの原点です。

おすすめ商品

三角形のチョコレートシリーズは、ノイハウスの代表作です。

ヘーゼルナッツやユズなど、様々なフレーバーが展開され、伝統的な製法で作られる本格的な味わいを楽しめます。

Wittamer(ヴィタメール)

1910年にブリュッセルで創業し、2000年に王室御用達の認定を受けた老舗ショコラトリーです。

高品質なチョコレートの製造にこだわり、日本でも人気のブランドです。

チョコレート以外にもケーキやパンなども手がけ、総合的な菓子づくりで評価を受けています。

おすすめ商品

マカダミアショコラは、ヴィタメールの看板商品です。

厳選されたマカダミアナッツを使用し、ミルクチョコレートでコーティングした贅沢な一品で、上品な甘さと香ばしさが特徴となっています。

Van dender(ヴァンデンダー)

1957年に創業し、2008年に王室御用達の認定を受けています。

品質保持のため、ブリュッセルに1店舗のみを展開する独自の経営方針を貫いています。

チョコレートソースの品質の高さで特に評価が高く、世界でも珍しい希少性のあるブランドとして知られています。

おすすめ商品

フルーツガナッシュのプラリネは、ヴァンデンダーの代表商品です。

カラフルな色合いと繊細な味わいが特徴で、チョコレートとフルーツの絶妙なバランスを楽しめます。

Madame Delluc(マダムドリュック)

1919年に創業し、1942年から王室御用達の称号を保持しています。

ベルギーでは「Mary」の名称で親しまれ、女性ショコラティエが創業した唯一の王室御用達ブランドです。

優美なパッケージデザインと繊細な味わいで、特に女性から支持を得ています。

おすすめ商品

王室記念ボックスは、マダムドリュックを代表する商品です。

スパイスを効かせた独創的なチョコレートと豪華な装飾が施されたパッケージが特徴で、贈答品としても人気があります。

The Chocolate Line(チョコレート・ライン)

ブルージュのチョコレート協会会長であるドミニク・ペルソーン氏が手掛けるショコラトリーです。

チョコレートを使用したリップスティックやフェイスペインティングなど、従来の概念にとらわれない斬新な商品開発で注目を集めています。

創造性豊かなアプローチと確かな技術で、新たなチョコレート文化を生み出しています。

Passion Chocoloat(パッション・ショコラ)

ブリュッセルに2店舗のみを展開する小規模なショコラトリーですが、創業以来地元の人々から愛され続けています。

甘すぎず上品な味わいが特徴で、ベルギー在住の日本人からも高い評価を受けています。

蝶やカメなど、遊び心のある形状のチョコレートも人気です。

まとめ

ベルギーのチョコレートブランドは、伝統的な製法と革新的なアプローチの両面で世界中のチョコレート愛好家を魅了しています。

各ブランドがそれぞれ独自の個性を持ちながら、ベルギーチョコレートの魅力を世界に発信し続けています。

価格帯や味わいの好みに応じて選べる多様性も、ベルギーチョコレートの魅力の一つといえるでしょう。

バレンタインや自分へのご褒美などに、ベルギーのチョコレートはいかがでしょうか。