クロワッサン目当てで行きたい！クロワッサンのタイプ別有名店10選

どこのお店に行っても、必ずあるクロワッサン。

これまでは定番すぎて気にしていなかったクロワッサンに、いま注目が集まっています。

ベーシックなものだけでなく、大胆な進化を遂げたクロワッサンも登場。

個性のあるクロワッサンもどんどん増えています。

今回はクロワッサンの種類と、タイプ別の有名店を紹介します。

スタンダードとはどんなクロワッサン

スタンダードタイプのクロワッサンは、流行に左右されず、ずっとパン屋さんに並び続けているもの。

プレーンやパンオショコラが代表的ですが、クレームダマンド（アーモンドクリーム）をサンドしたクロワッサンダマンド、ハムにチーズやベシャメルを組み合わせたクロワッサンジャンボンなどもスタンダードタイプになります。

プレーンクロワッサンの魅力

粉とバターの美味しさ、重なり合う層が織りなすサクサク感をもっとも感じるのがプレーン。

27〜36層が一般的と言われている折り数による食感の差や、バターの風味などの細かい違いを楽しむことができます。

全粒粉をブレンドしたもの、ココナッツオイルなどのプラントベースのヴィーガンクロワッサンなどのバリエーションもあります。

コム・ン

「コム・ン」は、パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝を果たしたシェフ、大澤 秀一が率いるベーカリー。

80種類以上あるパンの中でいちばん人気なのが、パリパリとしっとりのバランスが絶妙なクロワッサンです。

Maison Landemaine Monge

機械化せず、職人による手作業にこだわる「Maison Landemaine Monge」。

プレーンだけで2種類のクロワッサンがラインナップする珍しいメゾンです。

「クロワッサン ジャポネ」は国産の発酵バターを使用して作った上品な甘さ、「クロワッサン フランセ」はフランス産AOP発酵バター「モンテギュバター」をふんだんに使用した濃厚な甘さが特徴です。

食べ比べして、どちらか自分好みか確認してみるのも楽しそうですね。

パンオショコラはチョコクロワッサンと何が違う

パンオショコラは、「チョコレート入りのパン」という意味で、元々は子どものおやつとしてパンにチョコレートを入れたのが始まりといわれています。

クロワッサン生地にチョコレートが入っているため、チョコクロワッサンと混同されがちですが、パンオショコラには「四角く成形したクロワッサン生地の中に、チョコレートだけが詰められている」という定義があります。

TOLO PAN TOKYO

TOLO PANのパンオショコラは改良を加え、翌日でも変わらない食感と美味しさを追求したもの。⁡

一口目から軽快な音を奏でるザックザクでバリバリの生地、中からはビターな甘さがあるチョコレート。

チョコレート好きにも満足できるパンオショコラにするため、溶けづらいバトンと溶けやすいコインの2種類を使用。

熱いうちに食べたとき、冷めてから食べたときで、チョコの食感も味も変わるようにし、好みに広がりの可能性の余白を残せるよう計算されています。

⁡クロワッサンのトレンドを知ろう

近年、SNS映えする進化系クロワッサンに人気が集まっています。

従来のクロワッサンに加え、クロワッサン生地を使った新しいスイーツや、見た目に工夫を凝らされたクロワッサンが注目されています。

ハイブリッドとはどんなクロワッサン？

ハイブリッドクロワッサンとは、クロワッサンに違う種類のパンやスイーツを掛け合わせた進化系クロワッサンのことです。

お互いのいいところを存分に活かした生まれた味や食感は、新鮮で驚きに満ちています。

THE CITY BAKERY

ニューヨーク・ユニオンスクエアに1990年に開業したTHE CITY BAKERY。創業者がTV局のプロデューサーという異色の経歴の持ち主で、その独創的な発想からプレッツェルクロワッサンは生まれました。

日本では2013年に大阪に初上陸。ハイブリッドクロワッサンの先駆けとなりました。

甘みのある生地に、岩塩とゴマを振りかけた味のコントラストがクセになります。

ケルン

クロワッサンとベーグルの食感をうまく組み合わせた、外はぱりぱり、中はベーグル特有のもちもち感を持つ「クロワッサンベーグル」。

おすすめのリベイク方法は、「150度に余熱したオーブンレンジで10分」温めてください。

おうちで焼き立ての味わいを楽しめます。

CONFECTION Artisanal Bread&Sweets

奈良の人気店「CONFECTION Artisanal Bread&Sweets」が金曜から月曜限定で焼き上げる「バゲワッサン」。

バゲット生地にフランス産発酵バターを織り込んでいます。

生地の力強さと発酵バターの香りが際立つプレーンをはじめ、カレーや味噌などのお惣菜系、レモンなどのフレーバー系が登場することも。

公式Instagramに当日並ぶバゲワッサンの種類や焼き上がり時間などがアップされるので、ぜひチェックしてください。

クロワッサンらしくないフォルムのクロワッサン

縞模様が美しい「パンスイス」、まん丸のロール状の「クロワッサンロール」、韓国発のぺちゃんこにしたクロワッサン「クルンジ」など、見た目だけではクロワッサンとは分からないほど進化したクロワッサンは、いまもっとも話題になっています。

MONT-NO

海外で流行っているパンスイス。カスタードクリーム、チョコレートを挟むことが定義されているパンスイスを、「MONT-NOM」は日本人の味覚に合うようにアレンジし、いち早く取り入れました。

いちばん人気のプレーンはカスタード✖️チョコ味。

ほか通年商品に抹茶、ベリー、季節商品があります。

RERE

「RERE」は横浜で唯一のクルンジ専門店です。

クロワッサンをプレスしながら焼き上げたサクサクのクルンジに、店内で立てた北海道産生クリームやチョコ、ナッツ、フルーツをトッピング。

さまざまなバリエーションが楽しめます。

バイカラーのかわいいクロワッサン

カラフルで美しいバイカラークロワッサン。

発祥はイタリアのフィレンツェを拠点とするフランス人パン職人が考案したと言われています。

通常のクロワッサンのように高温で焼き続けると色が退色しますので、温度を下げて焼くのがポイントです。

hamabread

アート作品のように美しいクロワッサンが並ぶ「hamabread」。

ココア・抹茶・ラズベリーなど色の濃い食材の生地をアクセントにして、きれいなコントラストを浮かび上がらせています。

繊細な層が生み出すサクサク感、中のチョコレートの風味などひとつひとつにこだわりがあり、最初が見た目、食べ終わったら味に夢中になってしまうクロワッサンです。

まとめ　クロワッサンのポテンシャルを感じたい！

定番からトレンドまで、クロワッサンはさまざまな進化を遂げています。

でも粉とバターの味わいを楽しむ、という根本は変わりません。

形やフレーバーによって、クロワッサンがどのように変化するのか、どのような驚きをもたらしてくれるのか、ぜひ、試してみてください！